IELTS Writing

IELTS Writingの勉強法|独学で6.5〜7.0を目指す練習方法

2026/07/02 に更新読み終えるまで約 18分監修Write Loop編集部

IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す人向けに、独学で伸ばすための勉強法を解説。Task 1・Task 2の練習方法、よくある失敗、添削後の復習、弱点分析の進め方まで紹介します。

この記事の内容

  1. 1IELTS Writingは何を見られる試験なのか
  2. 2IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す人がやるべきこと
  3. 3独学でやりがちな失敗
  4. 4IELTS Writingの独学ロードマップ
  5. 5IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す練習メニュー
  6. 6添削結果を復習する方法
  7. 7スコアを伸ばすために必要なのは「書く量」だけではない
  8. 86.5〜7.0を目指す人が意識したいこと
  9. 9独学で伸ばすなら、弱点を見える化することが大切
  10. 10Write LoopでIELTS Writingの練習を続ける
  11. 11まとめ

IELTS Writingは、独学で対策しようとすると難しく感じやすいパートです。

ReadingやListeningは問題集を解いて答え合わせができますが、Writingは自分で書いた英文がどのくらい良いのか判断しにくいからです。

  • 文法は合っているのか
  • この表現は自然なのか
  • 構成はこれでいいのか
  • なぜスコアが伸びないのか

このように、自分では原因が見えにくいのがIELTS Writingの難しさです。

特に、IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す場合、ただ英文をたくさん書くだけでは伸びにくくなります。

大切なのは、書いた後に何を間違えたのかを確認し、同じミスを減らしながら、次のライティングに活かすことです。

この記事では、IELTS Writingを独学で6.5〜7.0まで伸ばすための勉強法を解説します。

IELTS Writingは何を見られる試験なのか

IELTS Writingでは、単に文法的に正しい英文を書けばよいわけではありません。

IELTS Writingでは、主に次のような観点が見られます。

  • Task Response / Task Achievement
  • Coherence and Cohesion
  • Lexical Resource
  • Grammatical Range and Accuracy

簡単に言うと、次のような力が見られます。

  • 問題にきちんと答えているか
  • 文章全体に一貫性があるか
  • 段落構成が分かりやすいか
  • 語彙を適切に使えているか
  • 文法の正確さと幅があるか

つまりIELTS Writingでは、英語力だけでなく、設問に答える力、論理的に構成する力、自分の意見を分かりやすく説明する力も必要です。

IELTS Academic Writingは60分で2つのタスクに答える形式です。Task 1は150語以上、Task 2は250語以上が求められ、Task 2はWritingスコアにおいてTask 1よりも大きな比重を持ちます。

そのため、独学で対策する場合は、まずTask 2を中心に練習するのがおすすめです。

IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す人がやるべきこと

IELTS Writingで6.5〜7.0を目指すなら、次の5つを意識して練習する必要があります。

  1. Task 2の基本構成を身につける
  2. 問題に正面から答える練習をする
  3. 文法ミスを減らす
  4. 語彙の繰り返しを減らす
  5. 添削結果を復習して、同じミスを減らす

特に大切なのは、5つ目の「同じミスを減らすこと」です。

IELTS Writingで伸び悩む人は、毎回違う問題を書いているようで、実は同じようなミスを繰り返していることが多いです。

例えば、次のような弱点です。

  • 冠詞のミスが多い
  • 前置詞の使い方が不安定
  • 同じ単語ばかり使っている
  • 主張と理由がずれている
  • 例が具体的でない
  • 段落のつながりが弱い
  • 日本語を直訳した不自然な表現が多い

このような弱点に気づかないまま問題数だけを増やしても、スコアは伸びにくいです。

IELTS Writingの勉強では、「何問書いたか」よりも「何を直せるようになったか」を見ることが重要です。

独学でやりがちな失敗

IELTS Writingを独学で勉強する人がやりがちな失敗は、次のようなものです。

模範解答を読むだけで終わる

模範解答を読むこと自体は役に立ちます。

しかし、読むだけでは自分が書けるようになるとは限りません。

模範解答を読むときは、次のように確認すると効果的です。

  • どのように導入を書いているか
  • Body paragraphで理由をどう展開しているか
  • 具体例をどう入れているか
  • 同じ単語をどう言い換えているか
  • 結論で何をまとめているか

ただ読むのではなく、「この構成を自分でも使えるか」という視点で見ることが大切です。

添削を受けても復習しない

IELTS Writingでは、添削を受けるだけでは十分ではありません。

添削結果を見て、

  • なるほど
  • こう直すのか
  • 次から気をつけよう

と思って終わるだけだと、次の作文でも同じミスをしやすいです。

添削を受けたら、必ず次の3つを確認しましょう。

  1. 何を間違えたのか
  2. なぜ間違いなのか
  3. 次にどう書けばいいのか

添削結果の復習例

例えば、次のような修正があったとします。

修正前:

I agree this opinion because it is good for students.

修正後:

I agree with this view because it can help students develop practical skills.

この場合、ただ修正版を覚えるのではなく、次のように復習します。

  • agreeはagree withの形で使う
  • this opinionよりthis viewの方が自然な場合がある
  • goodのような曖昧な単語は、具体的な表現に変える
  • for studentsだけで終わらせず、何に役立つのかを書く

このように、1つの添削結果から複数の学習ポイントを取り出すことが大切です。

毎回違う問題を書くだけになる

IELTS Writingの練習では、いろいろな問題に触れることも大切です。

しかし、毎回新しい問題を書くばかりで、過去のミスを見直さないと、弱点が残ったままになります。

おすすめは、次のような流れです。

  1. 1問書く
  2. 添削を受ける
  3. ミスを分類する
  4. 重要なミスを復習する
  5. 同じテーマ、または似た型の問題でもう一度書く

この流れを作ると、ただ問題数をこなすよりも、改善点が明確になります。

IELTS Writingの独学ロードマップ

ここからは、IELTS Writingを独学で伸ばすための具体的な流れを紹介します。

Step 1. まずTask 2の型を覚える

IELTS Writingで6.5〜7.0を目指すなら、まずTask 2の基本構成を身につけましょう。

Task 2は、基本的に次の構成で書くことが多いです。

Introduction

Body Paragraph 1

Body Paragraph 2

Conclusion

例えば、Agree or Disagree型なら、次のような流れです。

Introduction:

問題文の内容を言い換える

自分の立場を示す

Body Paragraph 1:

1つ目の理由を書く

説明する

具体例を入れる

Body Paragraph 2:

2つ目の理由を書く

説明する

具体例を入れる

Conclusion:

自分の立場をもう一度まとめる

最初から難しい表現を使う必要はありません。

まずは、設問に対して立場を明確にし、理由を2つ出し、それぞれを説明できるようにすることが大切です。

Step 2. 問題タイプごとの答え方を覚える

IELTS Task 2には、いくつかのよくある問題タイプがあります。

例えば、次のような型です。

  • Agree or Disagree
  • Discuss Both Views
  • Advantages and Disadvantages
  • Causes and Solutions
  • Problems and Solutions
  • Two-part Question

それぞれの問題タイプによって、答え方が少し変わります。

例えば、Agree or Disagreeでは自分の立場を明確にすることが大切です。

一方で、Discuss Both Viewsでは、両方の立場を説明したうえで、自分の意見を示す必要があります。

ここを理解しないまま書くと、文法が正しくても「設問に答えていない」と判断される可能性があります。

独学では、まず問題タイプごとに5問ずつ練習するとよいです。

最初から多くの問題を解くよりも、同じ型を何度か練習して、構成を体に覚えさせる方が効果的です。

Step 3. 40分で書く練習をする

IELTS Academic Writingでは、60分でTask 1とTask 2の両方を書く必要があります。

Task 2はTask 1より配点比重が大きいため、一般的にはTask 2に約40分を使う練習をします。

最初から40分で完璧に書けなくても大丈夫です。

段階を分けて練習すると取り組みやすいです。

初期段階

時間を気にせず、構成を考えながら書きます。

目的は次の通りです。

  • Introductionを書けるようにする
  • Body paragraphの型を覚える
  • Conclusionまで書き切る

中期段階

50〜60分で1本書きます。

目的は次の通りです。

  • 自分の考えを英語でまとめる
  • 語数を250語以上に近づける
  • 段落構成を安定させる

試験前段階

40分で1本書きます。

目的は次の通りです。

  • 本番に近い時間で書く
  • 途中で止まらず書き切る
  • 見直し時間を少し残す

いきなり本番形式で練習すると、書く前に疲れてしまうことがあります。

まずは「最後まで書くこと」を優先し、慣れてきたら時間を短くしていきましょう。

Step 4. 添削で見るべきポイントを決める

IELTS Writingの添削結果を見るときは、すべてを一度に直そうとしない方がよいです。

特に6.5〜7.0を目指す段階では、次の4つに分けて確認すると分かりやすいです。

設問に答えているか

まず見るべきなのは、文法よりも「設問に答えているか」です。

例えば、問題が「To what extent do you agree or disagree?」なのに、メリット・デメリットを並べるだけで自分の立場が曖昧だと、評価されにくくなります。

確認するポイントは次の通りです。

  • 自分の立場が明確か
  • 問題文のすべての要素に触れているか
  • 主張と理由がずれていないか
  • 具体例が主張を支えているか

段落構成が分かりやすいか

次に、文章の流れを確認します。

IELTS Writingでは、読み手が迷わず理解できる構成が大切です。

確認するポイントは次の通りです。

  • 1段落に1つの主張があるか
  • Body paragraphの最初にトピックセンテンスがあるか
  • 理由と具体例がつながっているか
  • 接続表現を使いすぎていないか
  • Conclusionで新しい話を始めていないか

接続表現をたくさん使えば良い文章になるわけではありません。

however、therefore、moreoverなどを使うことよりも、文と文の意味が自然につながっているかが大切です。

語彙が適切か

IELTS Writingでは、難しい単語を無理に使うより、文脈に合った語彙を正確に使うことが大切です。

例えば、importantばかり使ってしまう場合は、文脈に応じて次のように言い換えられます。

important

essential

significant

beneficial

valuable

necessary

ただし、意味が少しずつ違うので、何でも置き換えればよいわけではありません。

語彙で見るべきポイントは次の通りです。

  • 同じ単語を繰り返しすぎていないか
  • 意味が曖昧な単語に頼っていないか
  • コロケーションが自然か
  • 日本語直訳になっていないか

文法ミスの傾向を見る

文法ミスは、1つずつ直すよりも「自分がよく間違えるパターン」を見つける方が効果的です。

よくあるミスには、次のようなものがあります。

  • 冠詞のミス
  • 前置詞のミス
  • 三単現のs
  • 可算名詞・不可算名詞
  • 単数・複数
  • 時制
  • 関係代名詞
  • 接続詞の使い方
  • 文が長すぎて構造が崩れる

例えば、毎回前置詞を間違えているなら、次のように記録しておくと復習しやすくなります。

agree with

depend on

contribute to

have an impact on

be interested in

be responsible for

このように、自分だけのミスリストを作ると、次に書くときに意識しやすくなります。

IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す練習メニュー

独学で進めるなら、1週間の練習メニューは次のようにすると続けやすいです。

週3回練習する場合

月曜日:

Task 2を1問書く

添削を受ける

ミスを3つだけ記録する

水曜日:

月曜日のミスを復習する

同じ問題をもう一度書く、または似た型の問題を書く

土曜日:

新しいTask 2を1問書く

添削を受ける

前回と同じミスが減ったか確認する

ポイントは、毎回完璧に復習しようとしないことです。

1回の添削で10個以上の指摘があっても、全部を一度に直そうとすると疲れてしまいます。

最初は、次のライティングで直したいミスを3つだけ選ぶのがおすすめです。

毎日少しだけ練習する場合

毎日まとまった時間が取れない人は、短時間の練習でも大丈夫です。

例えば、次のように分けられます。

1日目:

問題を読む

立場と理由を考える

2日目:

Introductionだけ書く

3日目:

Body Paragraph 1を書く

4日目:

Body Paragraph 2を書く

5日目:

Conclusionを書く

6日目:

添削を受ける

7日目:

ミスを復習する

IELTS Writingは、必ずしも毎日1本書かないと伸びないわけではありません。

大切なのは、書く習慣と見直す習慣を作ることです。

添削結果を復習する方法

IELTS Writingで独学する場合、添削結果の復習がとても重要です。

おすすめは、添削結果を次の4つに分類することです。

  • 文法ミス
  • 語彙の改善
  • 構成の改善
  • 自然な表現

文法ミスを復習する例

例えば、添削で次のような指摘があったとします。

修正前:

Many people think that online education is convenience.

修正後:

Many people think that online education is convenient.

この場合は、文法ミスとして記録します。

ポイント:

convenienceは名詞

convenientは形容詞

be動詞の後には形容詞が来る

次に、次のような練習をします。

復習問題:

Online shopping is very ______ for busy people.

答え:

convenient

このように、自分が間違えた文から復習問題を作ると、ただ正解を読むより記憶に残りやすくなります。

スコアを伸ばすために必要なのは「書く量」だけではない

IELTS Writingでは、たくさん書くことも大切です。

しかし、書く量だけを増やしても、同じミスを繰り返しているとスコアは伸びにくいです。

例えば、10本のエッセイを書いても、毎回次のような状態だと改善しにくくなります。

  • 設問への答え方が曖昧
  • Body paragraphの展開が弱い
  • 同じ文法ミスが多い
  • 語彙が毎回同じ
  • 添削結果を見返していない

逆に、3本しか書いていなくても、毎回ミスを記録し、次の作文で1つずつ直していけば、成長を実感しやすくなります。

IELTS Writingの独学では、次のループを作ることが大切です。

書く

添削を受ける

弱点を知る

復習する

もう一度書く

この流れを回せるようになると、Writing対策はかなり進めやすくなります。

6.5〜7.0を目指す人が意識したいこと

IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す場合、完璧な英文を書く必要はありません。

大切なのは、次のような状態を目指すことです。

  • 問題に対して明確に答えている
  • 段落構成が分かりやすい
  • 主張、理由、具体例がつながっている
  • 基本的な文法ミスが少ない
  • 語彙を適切に使えている
  • 同じ表現を繰り返しすぎていない
  • 読み手が内容を理解しやすい

難しい単語や複雑な構文を無理に使うより、まずは読みやすく、論理が通った文章を書くことを意識しましょう。

独学で伸ばすなら、弱点を見える化することが大切

IELTS Writingは、自分の弱点が見えにくい試験です。

だからこそ、独学では「何を書いたか」だけでなく、「何を間違えたか」を記録することが大切です。

例えば、次のように記録しておくと、自分の傾向が見えてきます。

  • 前置詞ミスが多い
  • 同じ語彙を繰り返している
  • 理由が抽象的になりやすい
  • 具体例が弱い
  • Conclusionで同じ内容を繰り返している
  • 文が長くなりすぎて文法が崩れる

このような弱点が分かると、次に何を練習すればいいかが明確になります。

IELTS Writingで大切なのは、毎回ゼロから頑張ることではありません。

前回のミスを次回に活かすことです。

Write LoopでIELTS Writingの練習を続ける

IELTS Writingを独学で伸ばすには、書いた英文を添削して終わりにせず、弱点を記録し、復習し、次のライティングに活かすことが大切です。

Write Loopは、IELTS / TOEFL Writingの練習、AI添削、弱点分析、復習をまとめて行える英語ライティング練習アプリです。

Write Loopでは、次のような流れで学習できます。

  1. IELTS / TOEFL形式の問題を選ぶ
  2. 英文を書く
  3. AI添削を受ける
  4. 文法・語彙・構成・自然な表現の改善点を確認する
  5. ミスを弱点として記録する
  6. 過去のミスから復習する
  7. 次のライティングに活かす

ChatGPTなどで英作文を添削することもできますが、過去のミスを自分で整理したり、弱点を集計したり、復習問題に変えたりするには手間がかかります。

Write Loopでは、添削結果を学習データとして残し、次の1問につなげることを目指しています。

「添削して終わり」ではなく、「書くたびに弱点が見える」状態を作りたい人に向いています。

まとめ

IELTS Writingを独学で6.5〜7.0まで伸ばすには、ただ問題数を増やすだけでは不十分です。

大切なのは、次の流れを作ることです。

問題を書く

添削を受ける

自分の弱点を知る

ミスを復習する

もう一度書く

IELTS Writingでは、文法、語彙、構成、設問への答え方など、複数の力が見られます。

そのため、毎回の添削結果から「次に何を直すか」を明確にすることが大切です。

独学で対策する場合は、まずTask 2を中心に練習し、添削結果を弱点ごとに整理しながら、同じミスを少しずつ減らしていきましょう。

1問書くたびに弱点が見えるようになると、IELTS Writingの勉強は続けやすくなります。