IELTS Writing
IELTS Writingの勉強法|独学で6.5〜7.0を目指す練習方法
IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す人向けに、独学で伸ばすための勉強法を解説。Task 1・Task 2の練習方法、よくある失敗、添削後の復習、弱点分析の進め方まで紹介します。
この記事の内容
- 1IELTS Writingは何を見られる試験なのか
- 2IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す人がやるべきこと
- 3独学でやりがちな失敗
- 4IELTS Writingの独学ロードマップ
- 5IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す練習メニュー
- 6添削結果を復習する方法
- 7スコアを伸ばすために必要なのは「書く量」だけではない
- 86.5〜7.0を目指す人が意識したいこと
- 9独学で伸ばすなら、弱点を見える化することが大切
- 10Write LoopでIELTS Writingの練習を続ける
- 11まとめ
IELTS Writingは、独学で対策しようとすると難しく感じやすいパートです。
ReadingやListeningは問題集を解いて答え合わせができますが、Writingは自分で書いた英文がどのくらい良いのか判断しにくいからです。
- 文法は合っているのか
- この表現は自然なのか
- 構成はこれでいいのか
- なぜスコアが伸びないのか
このように、自分では原因が見えにくいのがIELTS Writingの難しさです。
特に、IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す場合、ただ英文をたくさん書くだけでは伸びにくくなります。
大切なのは、書いた後に何を間違えたのかを確認し、同じミスを減らしながら、次のライティングに活かすことです。
この記事では、IELTS Writingを独学で6.5〜7.0まで伸ばすための勉強法を解説します。
IELTS Writingは何を見られる試験なのか
IELTS Writingでは、単に文法的に正しい英文を書けばよいわけではありません。
IELTS Writingでは、主に次のような観点が見られます。
- Task Response / Task Achievement
- Coherence and Cohesion
- Lexical Resource
- Grammatical Range and Accuracy
簡単に言うと、次のような力が見られます。
- 問題にきちんと答えているか
- 文章全体に一貫性があるか
- 段落構成が分かりやすいか
- 語彙を適切に使えているか
- 文法の正確さと幅があるか
つまりIELTS Writingでは、英語力だけでなく、設問に答える力、論理的に構成する力、自分の意見を分かりやすく説明する力も必要です。
IELTS Academic Writingは60分で2つのタスクに答える形式です。Task 1は150語以上、Task 2は250語以上が求められ、Task 2はWritingスコアにおいてTask 1よりも大きな比重を持ちます。
そのため、独学で対策する場合は、まずTask 2を中心に練習するのがおすすめです。
IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す人がやるべきこと
IELTS Writingで6.5〜7.0を目指すなら、次の5つを意識して練習する必要があります。
- Task 2の基本構成を身につける
- 問題に正面から答える練習をする
- 文法ミスを減らす
- 語彙の繰り返しを減らす
- 添削結果を復習して、同じミスを減らす
特に大切なのは、5つ目の「同じミスを減らすこと」です。
IELTS Writingで伸び悩む人は、毎回違う問題を書いているようで、実は同じようなミスを繰り返していることが多いです。
例えば、次のような弱点です。
- 冠詞のミスが多い
- 前置詞の使い方が不安定
- 同じ単語ばかり使っている
- 主張と理由がずれている
- 例が具体的でない
- 段落のつながりが弱い
- 日本語を直訳した不自然な表現が多い
このような弱点に気づかないまま問題数だけを増やしても、スコアは伸びにくいです。
IELTS Writingの勉強では、「何問書いたか」よりも「何を直せるようになったか」を見ることが重要です。
独学でやりがちな失敗
IELTS Writingを独学で勉強する人がやりがちな失敗は、次のようなものです。
模範解答を読むだけで終わる
模範解答を読むこと自体は役に立ちます。
しかし、読むだけでは自分が書けるようになるとは限りません。
模範解答を読むときは、次のように確認すると効果的です。
- どのように導入を書いているか
- Body paragraphで理由をどう展開しているか
- 具体例をどう入れているか
- 同じ単語をどう言い換えているか
- 結論で何をまとめているか
ただ読むのではなく、「この構成を自分でも使えるか」という視点で見ることが大切です。
添削を受けても復習しない
IELTS Writingでは、添削を受けるだけでは十分ではありません。
添削結果を見て、
- なるほど
- こう直すのか
- 次から気をつけよう
と思って終わるだけだと、次の作文でも同じミスをしやすいです。
添削を受けたら、必ず次の3つを確認しましょう。
- 何を間違えたのか
- なぜ間違いなのか
- 次にどう書けばいいのか
添削結果の復習例
例えば、次のような修正があったとします。
修正前:
I agree this opinion because it is good for students.
修正後:
I agree with this view because it can help students develop practical skills.
この場合、ただ修正版を覚えるのではなく、次のように復習します。
- agreeはagree withの形で使う
- this opinionよりthis viewの方が自然な場合がある
- goodのような曖昧な単語は、具体的な表現に変える
- for studentsだけで終わらせず、何に役立つのかを書く
このように、1つの添削結果から複数の学習ポイントを取り出すことが大切です。
毎回違う問題を書くだけになる
IELTS Writingの練習では、いろいろな問題に触れることも大切です。
しかし、毎回新しい問題を書くばかりで、過去のミスを見直さないと、弱点が残ったままになります。
おすすめは、次のような流れです。
- 1問書く
- 添削を受ける
- ミスを分類する
- 重要なミスを復習する
- 同じテーマ、または似た型の問題でもう一度書く
この流れを作ると、ただ問題数をこなすよりも、改善点が明確になります。
IELTS Writingの独学ロードマップ
ここからは、IELTS Writingを独学で伸ばすための具体的な流れを紹介します。
Step 1. まずTask 2の型を覚える
IELTS Writingで6.5〜7.0を目指すなら、まずTask 2の基本構成を身につけましょう。
Task 2は、基本的に次の構成で書くことが多いです。
Introduction
Body Paragraph 1
Body Paragraph 2
Conclusion
例えば、Agree or Disagree型なら、次のような流れです。
Introduction:
問題文の内容を言い換える
自分の立場を示す
Body Paragraph 1:
1つ目の理由を書く
説明する
具体例を入れる
Body Paragraph 2:
2つ目の理由を書く
説明する
具体例を入れる
Conclusion:
自分の立場をもう一度まとめる
最初から難しい表現を使う必要はありません。
まずは、設問に対して立場を明確にし、理由を2つ出し、それぞれを説明できるようにすることが大切です。
Step 2. 問題タイプごとの答え方を覚える
IELTS Task 2には、いくつかのよくある問題タイプがあります。
例えば、次のような型です。
- Agree or Disagree
- Discuss Both Views
- Advantages and Disadvantages
- Causes and Solutions
- Problems and Solutions
- Two-part Question
それぞれの問題タイプによって、答え方が少し変わります。
例えば、Agree or Disagreeでは自分の立場を明確にすることが大切です。
一方で、Discuss Both Viewsでは、両方の立場を説明したうえで、自分の意見を示す必要があります。
ここを理解しないまま書くと、文法が正しくても「設問に答えていない」と判断される可能性があります。
独学では、まず問題タイプごとに5問ずつ練習するとよいです。
最初から多くの問題を解くよりも、同じ型を何度か練習して、構成を体に覚えさせる方が効果的です。
Step 3. 40分で書く練習をする
IELTS Academic Writingでは、60分でTask 1とTask 2の両方を書く必要があります。
Task 2はTask 1より配点比重が大きいため、一般的にはTask 2に約40分を使う練習をします。
最初から40分で完璧に書けなくても大丈夫です。
段階を分けて練習すると取り組みやすいです。
初期段階
時間を気にせず、構成を考えながら書きます。
目的は次の通りです。
- Introductionを書けるようにする
- Body paragraphの型を覚える
- Conclusionまで書き切る
中期段階
50〜60分で1本書きます。
目的は次の通りです。
- 自分の考えを英語でまとめる
- 語数を250語以上に近づける
- 段落構成を安定させる
試験前段階
40分で1本書きます。
目的は次の通りです。
- 本番に近い時間で書く
- 途中で止まらず書き切る
- 見直し時間を少し残す
いきなり本番形式で練習すると、書く前に疲れてしまうことがあります。
まずは「最後まで書くこと」を優先し、慣れてきたら時間を短くしていきましょう。
Step 4. 添削で見るべきポイントを決める
IELTS Writingの添削結果を見るときは、すべてを一度に直そうとしない方がよいです。
特に6.5〜7.0を目指す段階では、次の4つに分けて確認すると分かりやすいです。
設問に答えているか
まず見るべきなのは、文法よりも「設問に答えているか」です。
例えば、問題が「To what extent do you agree or disagree?」なのに、メリット・デメリットを並べるだけで自分の立場が曖昧だと、評価されにくくなります。
確認するポイントは次の通りです。
- 自分の立場が明確か
- 問題文のすべての要素に触れているか
- 主張と理由がずれていないか
- 具体例が主張を支えているか
段落構成が分かりやすいか
次に、文章の流れを確認します。
IELTS Writingでは、読み手が迷わず理解できる構成が大切です。
確認するポイントは次の通りです。
- 1段落に1つの主張があるか
- Body paragraphの最初にトピックセンテンスがあるか
- 理由と具体例がつながっているか
- 接続表現を使いすぎていないか
- Conclusionで新しい話を始めていないか
接続表現をたくさん使えば良い文章になるわけではありません。
however、therefore、moreoverなどを使うことよりも、文と文の意味が自然につながっているかが大切です。
語彙が適切か
IELTS Writingでは、難しい単語を無理に使うより、文脈に合った語彙を正確に使うことが大切です。
例えば、importantばかり使ってしまう場合は、文脈に応じて次のように言い換えられます。
important
essential
significant
beneficial
valuable
necessary
ただし、意味が少しずつ違うので、何でも置き換えればよいわけではありません。
語彙で見るべきポイントは次の通りです。
- 同じ単語を繰り返しすぎていないか
- 意味が曖昧な単語に頼っていないか
- コロケーションが自然か
- 日本語直訳になっていないか
文法ミスの傾向を見る
文法ミスは、1つずつ直すよりも「自分がよく間違えるパターン」を見つける方が効果的です。
よくあるミスには、次のようなものがあります。
- 冠詞のミス
- 前置詞のミス
- 三単現のs
- 可算名詞・不可算名詞
- 単数・複数
- 時制
- 関係代名詞
- 接続詞の使い方
- 文が長すぎて構造が崩れる
例えば、毎回前置詞を間違えているなら、次のように記録しておくと復習しやすくなります。
agree with
depend on
contribute to
have an impact on
be interested in
be responsible for
このように、自分だけのミスリストを作ると、次に書くときに意識しやすくなります。
IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す練習メニュー
独学で進めるなら、1週間の練習メニューは次のようにすると続けやすいです。
週3回練習する場合
月曜日:
Task 2を1問書く
添削を受ける
ミスを3つだけ記録する
水曜日:
月曜日のミスを復習する
同じ問題をもう一度書く、または似た型の問題を書く
土曜日:
新しいTask 2を1問書く
添削を受ける
前回と同じミスが減ったか確認する
ポイントは、毎回完璧に復習しようとしないことです。
1回の添削で10個以上の指摘があっても、全部を一度に直そうとすると疲れてしまいます。
最初は、次のライティングで直したいミスを3つだけ選ぶのがおすすめです。
毎日少しだけ練習する場合
毎日まとまった時間が取れない人は、短時間の練習でも大丈夫です。
例えば、次のように分けられます。
1日目:
問題を読む
立場と理由を考える
2日目:
Introductionだけ書く
3日目:
Body Paragraph 1を書く
4日目:
Body Paragraph 2を書く
5日目:
Conclusionを書く
6日目:
添削を受ける
7日目:
ミスを復習する
IELTS Writingは、必ずしも毎日1本書かないと伸びないわけではありません。
大切なのは、書く習慣と見直す習慣を作ることです。
添削結果を復習する方法
IELTS Writingで独学する場合、添削結果の復習がとても重要です。
おすすめは、添削結果を次の4つに分類することです。
- 文法ミス
- 語彙の改善
- 構成の改善
- 自然な表現
文法ミスを復習する例
例えば、添削で次のような指摘があったとします。
修正前:
Many people think that online education is convenience.
修正後:
Many people think that online education is convenient.
この場合は、文法ミスとして記録します。
ポイント:
convenienceは名詞
convenientは形容詞
be動詞の後には形容詞が来る
次に、次のような練習をします。
復習問題:
Online shopping is very ______ for busy people.
答え:
convenient
このように、自分が間違えた文から復習問題を作ると、ただ正解を読むより記憶に残りやすくなります。
スコアを伸ばすために必要なのは「書く量」だけではない
IELTS Writingでは、たくさん書くことも大切です。
しかし、書く量だけを増やしても、同じミスを繰り返しているとスコアは伸びにくいです。
例えば、10本のエッセイを書いても、毎回次のような状態だと改善しにくくなります。
- 設問への答え方が曖昧
- Body paragraphの展開が弱い
- 同じ文法ミスが多い
- 語彙が毎回同じ
- 添削結果を見返していない
逆に、3本しか書いていなくても、毎回ミスを記録し、次の作文で1つずつ直していけば、成長を実感しやすくなります。
IELTS Writingの独学では、次のループを作ることが大切です。
書く
添削を受ける
弱点を知る
復習する
もう一度書く
この流れを回せるようになると、Writing対策はかなり進めやすくなります。
6.5〜7.0を目指す人が意識したいこと
IELTS Writingで6.5〜7.0を目指す場合、完璧な英文を書く必要はありません。
大切なのは、次のような状態を目指すことです。
- 問題に対して明確に答えている
- 段落構成が分かりやすい
- 主張、理由、具体例がつながっている
- 基本的な文法ミスが少ない
- 語彙を適切に使えている
- 同じ表現を繰り返しすぎていない
- 読み手が内容を理解しやすい
難しい単語や複雑な構文を無理に使うより、まずは読みやすく、論理が通った文章を書くことを意識しましょう。
独学で伸ばすなら、弱点を見える化することが大切
IELTS Writingは、自分の弱点が見えにくい試験です。
だからこそ、独学では「何を書いたか」だけでなく、「何を間違えたか」を記録することが大切です。
例えば、次のように記録しておくと、自分の傾向が見えてきます。
- 前置詞ミスが多い
- 同じ語彙を繰り返している
- 理由が抽象的になりやすい
- 具体例が弱い
- Conclusionで同じ内容を繰り返している
- 文が長くなりすぎて文法が崩れる
このような弱点が分かると、次に何を練習すればいいかが明確になります。
IELTS Writingで大切なのは、毎回ゼロから頑張ることではありません。
前回のミスを次回に活かすことです。
Write LoopでIELTS Writingの練習を続ける
IELTS Writingを独学で伸ばすには、書いた英文を添削して終わりにせず、弱点を記録し、復習し、次のライティングに活かすことが大切です。
Write Loopは、IELTS / TOEFL Writingの練習、AI添削、弱点分析、復習をまとめて行える英語ライティング練習アプリです。
Write Loopでは、次のような流れで学習できます。
- IELTS / TOEFL形式の問題を選ぶ
- 英文を書く
- AI添削を受ける
- 文法・語彙・構成・自然な表現の改善点を確認する
- ミスを弱点として記録する
- 過去のミスから復習する
- 次のライティングに活かす
ChatGPTなどで英作文を添削することもできますが、過去のミスを自分で整理したり、弱点を集計したり、復習問題に変えたりするには手間がかかります。
Write Loopでは、添削結果を学習データとして残し、次の1問につなげることを目指しています。
「添削して終わり」ではなく、「書くたびに弱点が見える」状態を作りたい人に向いています。
まとめ
IELTS Writingを独学で6.5〜7.0まで伸ばすには、ただ問題数を増やすだけでは不十分です。
大切なのは、次の流れを作ることです。
問題を書く
添削を受ける
自分の弱点を知る
ミスを復習する
もう一度書く
IELTS Writingでは、文法、語彙、構成、設問への答え方など、複数の力が見られます。
そのため、毎回の添削結果から「次に何を直すか」を明確にすることが大切です。
独学で対策する場合は、まずTask 2を中心に練習し、添削結果を弱点ごとに整理しながら、同じミスを少しずつ減らしていきましょう。
1問書くたびに弱点が見えるようになると、IELTS Writingの勉強は続けやすくなります。